癒しの行政書士をめざして。

横浜市で行政書士をしております。 問題を解決するだけではなく、さらに相談者を「癒せる」行政書士になれたらと考えて、試行錯誤してます。

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認知症とは何か

認知症とは何か (岩波新書)認知症とは何か (岩波新書)
(2005/03)
小沢 勲

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先日受けた、神奈川成年後見サポートセンターの理事長が行ったセミナーで紹介されていた本です。

第1部が医学的な見地から見た認知症の症例の紹介なので、内容が難しく、

「ついていけるかな?」

と心配でしたが、第2部に入ると小説などを題材に、認知症の実際例を紹介しており、こちらは生活に密着していて、大変読みやすく感じました。

特によかったのが、ポールさんとクリスティーンさんの話。

クリスティーンさんという女性が、もともと認知症で、認知症患者自身による認知症例の紹介活動を行っていたところ、ポールさんと知り合い、結婚に至ったそうです。

実際問題として、それは大変な決断だと思います。

しかし、ポールさんがものすごく優しくて、認知症なんて全然関係ないみたいでした。

たとえば、日本講演に夫婦で来た際、懇親会の席で、ちょっと日本通のクリスティーンさんが、

「あなた、こういう席では、日本ではビールを注いで廻るのよ」

というと、ポールさんは、すぐに全員にビールを注いで廻る。

それから数分後に、再びクリスティーンさんが、同じことを言うのです。

ポールさんは、何事もなかったかのように、再び全員にビールを注いで廻ったそうです。

「大変じゃないですか?」

という質問に対して、ポールさんは、

「私たちは、一瞬一瞬をともに生きてるんです。だから、こういったことにいちいち反応するつもりはありませんし、私は彼女が、彼女中心の生活をしているんだ…と実感するのが好きなのです」

と答えたそうです。

うう~ん。

ちょっと身につまされました。

認知症患者ではないにしても、私は自分の奥さんに、ここまでの行動を取れるのでしょうか。

他にも、

「異常な行動に異常に応えるのは正常」

だとか、面白い言葉がちりばめられていて、目から鱗が落ちる思いでした。

この本のなかで紹介されている青山光二著『吾妹子哀し』や、耕晴人さんの著書なども、読んでみたいと思いました。



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プロフィール

massy0627

Author:massy0627
横浜市で行政書士として開業して早2年半。
まだまだ未熟者ですが、毎日勉強を欠かしてません!
今年は、成年後見業務を中心に据えることを決め、ますますやる気いっぱいです。
みなさまのお役に立てるようがんばりますので、温かい声援をよろしくおねがいします。

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