癒しの行政書士をめざして。

横浜市で行政書士をしております。 問題を解決するだけではなく、さらに相談者を「癒せる」行政書士になれたらと考えて、試行錯誤してます。

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老人ホーム

 みなさん、こういう話を聞いたことがあるでしょうか。

かなり有名な話なので、ほとんどの人が知っていると思います。

今、認知症の高齢者が増えています。

現状でも大変多い。

それに、核家族化が進んでいて、子が親の面倒を見れない状況が

ある。

さらに、そもそも独身の高齢者が多い。

夫婦でも、子どもがいなかったりする場合もある。

要するに、さまざまな理由から、高齢になって、いよいよ体が

動かなくなると、自分ひとりで生きてゆくことが難しくなる。

私が子どもの頃は、親を老人ホームにやるなんて、

「お前、鬼か?」

くらいの、ほとんど刑罰に値するかのようなリアクションが

返ってきました。

しかし、今では、老人ホームに入るのは、現実的な手段のひとつ

です。

かえって、自宅で介護している人の悲惨な生活がTVに出たりして、

「やっぱりなんでもプロに任せた方が安心だ」

という風潮です。

ところが、老人ホームなんて、そう多いわけじゃない。

いや、年々増えてはいますが、建設が追いつかない。

ましてや昨今は、ユニット型の小奇麗な老人ホームが流行りで、

そういうものばかりが建設される傾向にあります。

手元にある資料では、私の住む地域では、今年は従来型の大部屋

みたいな老人ホームは作られないようです。

当然、小奇麗な分、入所費が高いです。

つまり、お金がある高齢者しか入れないのです。

貯金も不動産もなく、収入はわずかな年金のみ・・・。

あるいは生活保護を受けている・・・。

そういった方が入る老人ホームは、相対的に減っていると言って

いいでしょう。

いや、たまにあるんです。

たいていが、地方にあって、農園かなんかと併設しています。

そこで、ちょっとした労働があったりします。

まあ、労働するのが悪いとはいいません。

しかし、安いとはいえ、お金を払って、さらに働かされるのは、

どうなんだろう。

少し考えてしまいます。

結論を言うと、老人ホームに入るのことは、収入がない者にとって、

簡単なことではない。

一方、認知症は、アルツハイマーが原因の場合もありますが、

その他、脳血栓や脳梗塞がきっかけになったり、股関節を折って、

一定期間、寝たきりになったことがきっかけになったりして起こり

ます。

つまり、なんらかの病気が引き金になる。

そういう場合は、病院に入院します。

病院は、病気を治すところです。

脳血栓等の病気の経過を、ある程度診ているうちに、患者が認知症

になると、医者は匙を投げます。

認知症は、治らないからです。

いや、これは語弊がある言い方でした。

認知症を治す薬を開発している人もいます。

しかし、今のところ、希望の持てる病気ではないのです。

そうすると、病院は、この患者を置いておきたくはない。

なぜなら、その患者に必要なことは、治療ではなく、介護になって

くるからです。

そこで、

「出て行ってください」

ということになる。

しかし、その高齢者は、自宅に戻ることは無理です。

一人ではとても暮らしてゆけません。

かといって、先に書いたように、老人ホームは空きがなくて、

なかなかすぐには入れません。

そこで、医者はこう言います。

「いい老人ホームが見つかるまで、私が紹介する○○病院に転院

してください」

こんな話を聞いたことがありませんか?

ある人は、こうして3ヶ月おきにこっちの病院からあっちの

病院に移転し続けているといいます。

こんなバカな話が「アリ」なんでしょうか???

治療ができないから、病院にいられない。

しかし、いつまでも病院に置いておくことができないから、

「別の病院」に移ってもらう。

このことに一体、何の意味があるんでしょう。

「別の病院」だって、いつまでも置いておくわけにいかないから、

しばらくしたら、「さらに別の病院」に移れというに決まって

います。

だったら、最初の病院に、老人ホームが見つかるまで、居たって

いいんじゃないでしょうか。

私はこの話をもともと知っていましたが、現実的に今、仕事として

直面しています。

明日、担当のケースワーカーと話をしてきます。

ここでも何度か書きました。

そのケースワーカーを悪く言うつもりは毛頭ありません。

彼もつらい立場なんだと思います。

しかし、戦う相手を間違えている気がします。

目が前を向いてない。

人間の目は、前を見るために、せっかく前に付いているのに、

病院の人は、後ろしか見ない。

彼が戦うべきは、彼がよく口にする、「経営陣」です。

「経営陣から言われていまして。残念ですが」

よくそう言うのです。

そして、その経営陣が戦うべきは、数が少ない老人ホームや、

社会そのものでしょう。

みんながそれぞれの持ち場で、しっかりと前を向いて、戦わない

と、世の中はよくなっていかないんじゃないでしょうか。



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プロフィール

massy0627

Author:massy0627
横浜市で行政書士として開業して早2年半。
まだまだ未熟者ですが、毎日勉強を欠かしてません!
今年は、成年後見業務を中心に据えることを決め、ますますやる気いっぱいです。
みなさまのお役に立てるようがんばりますので、温かい声援をよろしくおねがいします。

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