癒しの行政書士をめざして。

横浜市で行政書士をしております。 問題を解決するだけではなく、さらに相談者を「癒せる」行政書士になれたらと考えて、試行錯誤してます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

借地借家法の勉強

前回の日記に書いたとおり、昨年、我が家は借地を地主さんから買い取りました。

それは大体、次のような手紙から始まりました。

「契約更新の時期がやってきました。つきましては以下のような形で更新したいと考えますが、いかがでしょうか?

更新料 500万円
不動産屋の仲介手数料 30万円
時期以降の地代 従来より倍額にアップ」

「なに? 500万円? 地代アップ?」

なにも知らない私は目ン玉が飛び出しました。

大体庶民にいきなり500万円ふっかけてくるとは何事でしょうか?

しかも見ず知らずの不動産屋に手数料を支払えと…。

とりあえずその傍若無人っぷりに頭に来た私は、借地借家法………ではなく、先に宅地建物取引業法を調べました。

まずは敵を知らねば…。

「宅建業法第46条
宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買、交換又は貸借の代理又は媒介に関して受けることのできる報酬の額は、国土交通大臣の定めるところによる。

2 宅地建物取引業者は、前項の額をこえて報酬を受けてはならない…」

出た!

国土交通大臣の定めるところ…。

こういう風にすっ飛ばすから法律って読みづらいよな…。

…で、めげずに調べたら。

「200万円以下の取引金額の場合 … 100分の10.5」

つまり1割ちょっとってこと。

…って、これつまり更新料を取引額ってことで計算されている。

まあ、契約更新の仲介をするわけだからそういう計算になるのかもしれない。

しかし売買契約じゃあるまいし、月額6万円ちょっとの借地の取引仲介料が30万円とは納得がいかない!

しかも相手は、地主さんが勝手に決めた業者なのだ。

次に借地借家法(旧法)に関する本を読んだところ、更新料を支払う必要があるかどうか…には判例上意見が分かれる、、、と書いてあります。

最近の判例になればなるほど、支払わなくてもよいという判決が出ているそうです。

それなのにちゃらっと500万円請求…。

何も知らずに黙って払えということでしょうか?

性格的にこういう「振り込め詐欺」的な発想には虫酸が走るので、すぐに返事の手紙を書きました。

かなり怒りをこめて、

「更新料も手数料も納得できない。

当方としては、このまま黙って契約の自動更新ということで、旧来通りの地代を支払ってゆく所存です。

以上」

というものでした。

もちろん東京地裁の判決文の要約も同封しました。

いや、相手は慌てましたよ。

いきなり更新料を300万円に下げてきました(笑)

もちろん手数料はナシ…。

一体、金額の根拠は何だったんだよ…。

しかしこちらの要求はあくまでも更新料ゼロ円です。

再びそのための主張を手紙に認めました。

そしたら…。

不動産屋が降りました。

たぶん付き合っていられないと判断したんでしょうね。

そして地主と直接話し、更新ではなくて借地権を買い取る方向で話し合いを進めようということになったのです。

それは長い一年の、苦悩の始まりでもありました…。

(つづく)




スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://naiyousyoumei0627.blog27.fc2.com/tb.php/6-b445b46a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

massy0627

Author:massy0627
横浜市で行政書士として開業して早2年半。
まだまだ未熟者ですが、毎日勉強を欠かしてません!
今年は、成年後見業務を中心に据えることを決め、ますますやる気いっぱいです。
みなさまのお役に立てるようがんばりますので、温かい声援をよろしくおねがいします。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。